アメリカの銀行口座開設について
アメリカに長期留学される場合は、アメリカ現地の銀行口座開設をおすすめいたします。
学費や家賃の引き落とし、アメリカドルの送金、デビットカード利用など、日常生活で活用できる場面も多いです。今回はアメリカで代表的な銀行の種類と口座を開設する際の注意点をご紹介いたします。
アメリカで代表的な銀行
チェイス バンク
17-24歳までの学生でしたら、5年間維持費がゼロの口座を作ることが出来ます。25歳以上の方でも、常に口座に$1500以上入れておくと月々の維持費を無料にする事ができます。そして、とにかくATMの数が多いです。銀行以外にも薬局“duane reade”に手数料無料のATMがあるので、ほとんど24時間いつでも利用でき、とても便利です。
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必要書類
- パスポート
- I-20
- 初回入金費用:$25
★現地口座開設サポート
NY、LA現地オフィスによる「現地サポート」をご利用のお客様には、現地スタッフが銀行まで同行し、口座開設をサポートしております。英語がわからなくても安心!通常は弊社現地オフィスエリアにございます支店のCHASE銀行にてサポートを行っております。お気軽にお問い合わせください。
シティ バンク
アメリカの大学生、短大生ですと維持費がゼロの口座が作れます。語学学校などの方でも、口座に$1500を入れておくことで、維持費が無料になる口座を作ることができます。コンビニ“セブンイレブン”にATMがあります。日本人スタッフがいる店舗もあるので、困ったときも便利です。また、大きい金額を出金した際、$50札で出てくる為、かさばらず良いという点もあります。
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必要書類
- パスポート
- I-20
- 初回入金費用:$0
- 運転免許証(日本のものでも可)
- クレジットカード(日本のものでも可)
- 現住所を証明できるもの1点(在学証明書などの学校からのレター、携帯や光熱費の請求書など)
バンク オブ アメリカ
23歳までの学生ですと、維持費ゼロの学生口座が作れます。またeBankingという、インターネット上もしくは ATMのみ利用できる口座があり、こちらも維持費がかかりません。最低いくら入れておかないといけないという決まりもありません。普通に生活する分には、こちらの口座でも充分かと思います。
バンクオブアメリカはアメリカ全土での店舗数が多いので、旅行で他州に行かれる機会が多い方に便利です。カードのデザインも豊富です。
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必要書類
- パスポート
- I-20
- 初回入金費用:$0
- 学校からのレター(在学証明書)
口座開設時の注意点
口座開設・銀行でのアカウント設定の際にアメリカ現地の電話番号が必要となります。
日本の携帯プランで渡米された方はテキストメッセージが受信できないため、事前にアメリカの番号取得・テキスト受信が可能か確認しましょう。
よくある質問
- 留学生でもアメリカで口座を開設できるんですか?
- はい。開設時にアメリカ現地の電話番号や住所、パスポートやI-20などアメリカに滞在している内容を提示する必要がありますが、留学生も口座開設が出来ます。
学生ビザの場合、働くことが原則違法なため、収入やソーシャルセキュリティーナンバーがないことを示すTaxフォームも開設時に記入が必要です。
- 日本から海外送金できますか?手数料はかかりますか?
- はい、日本の口座から現地で開設した口座に海外送金することが可能です。
手数料は、日本の銀行側の海外送金手数料、中継銀行手数料(ご利用の銀行によってかからない場合もあります)、現地銀行側で約$15-20の現地受取手数料がかかります。
現地の銀行に着金するまで1-7営業日です。
- ATMの利用手数料はいくらですか?便利ですか?
- 口座を開設した銀行のATMであれば、時間に関係なく手数料無料の場合がほとんどです。
24時間利用でき、お住いのエリアによっては日本語の操作画面が選べます。コンビニやショッピングセンターにも銀行ごとのATMが設置されていますので、近くに支店がなくても出入金が可能です。
※他行のATMを利用する際には手数料が発生します。
- アメリカの銀行口座間で送金したい時はどうすればいいですか?
- アメリカの代表的な銀行では手数料無料の送金サービスZelleを利用いただけます。
銀行口座に登録された電話番号もしくはメールアドレスからユーザー登録ができ、即日で送金・着金できるため友達と割り勘する際などにも便利です。
- アメリカは小切手(チェック)があると聞きました。どうやって使うのですか?
- チェックは、家賃の支払いや光熱費の支払いなどに利用されています。
年々、利用頻度は減ってきているといわれ、カード払いや銀行引き落としが主流になっています。
開設時に4-5枚渡されますが、それ以上必要な場合には、チェック(小切手)は冊子で購入しなければなりません。