アメリカの医療・保険について

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保険

アメリカへ留学する際、忘れてはならないのが医療と保険の準備です。アメリカでは医療費が非常に高額で、保険なしで受診すると思わぬ出費になることもあります。
留学生向けの保険に加入しておくことで、万が一の病気やケガにも安心して対応できます。本記事ではアメリカの医療制度の基本と、留学生が利用できる保険の種類、アメリカの医療制度の現状と、選び方のポイントについてわかりやすくご紹介します。

アメリカの医療費&具体的な金額

アメリカの医療費は世界でもトップクラスの高さで知られており、保険なしで病院を受診すると、わずかな処置でも数万円から数十万円の請求が来ることがあります。
たとえば、救急車を呼ぶだけで約500〜2,000ドル、軽い風邪でクリニックを受診しても100〜300ドル、骨折などでの治療は数千ドルかかるケースも。こうした高額な医療費から身を守るため、留学生は現地の学生保険や民間保険に加入することが原則とされ、多くの学校でも保険加入が義務付けられています。トラブル時に安心して治療を受けられるよう、留学前にしっかりと保険の準備をしておくことが大切です。


保険の種類

日本の海外留学保険

海外留学中は、予期せぬ病気やケガ、盗難、トラブルに備えることがとても大切です。日本の海外留学保険は、医療費のカバーはもちろん、携行品の損害や賠償責任、さらに救援者の渡航費用なども補償の対象になります。
現地の医療費は高額になることも多く、安心して留学生活を送るためには事前の加入がおすすめです。
保険会社によってプランや内容が異なるため、自分に合った補償内容を選ぶことがポイントです。


こんな人におすすめ
  • 現地の医療費が心配な方

  • 保護者が日本から渡航する可能性がある方

  • 語学留学や長期滞在を予定している学生


  • アメリカ現地の留学保険

    アメリカでは医療費が非常に高額なため、現地の留学保険への加入は欠かせません。多くの学校では保険加入を義務付けており、大学指定のプランや自分で選べる民間保険など、複数の選択肢があります。
    医療費のほか、処方薬、緊急搬送、メンタルサポートなどもカバーされることが多く、万が一の事態にも備えられます。滞在期間やライフスタイルに合わせて、補償内容をしっかり確認することが重要です。


    こんな人におすすめ
    • 大学や語学学校が指定する保険への加入が必要な方

    • コストを抑えて必要な補償だけを選びたい方

    • 長期滞在で現地の医療機関を利用する可能性が高い方




    • クレジットカード付帯保険

      クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、カードを持っているだけで一定期間、海外での医療費やトラブルに対応できる便利なサービスです。ただし、カードによっては「旅行代金をカードで支払った場合のみ適用」といった条件があるため、事前の確認が必要です。
      補償内容は限られている場合もあるため、長期滞在や留学の場合には、別途保険の検討もおすすめです。短期渡航や観光の際には、費用を抑えて安心を得られる選択肢の一つです。


      こんな人におすすめ
      • 短期間の海外旅行や出張を予定している方

      • できるだけ保険料を節約したい方

      • すでに複数のクレジットカードを所有している方


      • よくある質問

        アメリカの医療費は本当に高いって本当ですか?
        はい、本当です。風邪の診察でも数百ドル、救急車を呼ぶと1,000ドル以上かかることもあります。保険がないと自己負担額が非常に大きくなるため、事前の保険加入が非常に重要です。
        日本の保険はアメリカでも使えますか?
        通常の日本の健康保険は海外では利用できません。ただし、海外旅行保険やクレジットカード付帯の保険に加入していれば、一定の範囲で医療費が補償されることがあります。
        アメリカで一般的な医療保険にはどんな種類がありますか?
        民間の医療保険が主流で、HMO(指定医療機関のみ利用可能)とPPO(自由に医師を選べるが保険料高め)があります。学校や職場を通じて加入するケースも多いです。
        留学生は医療保険に必ず加入しないといけませんか?
        多くのアメリカの大学では、医療保険への加入が義務付けられています。大学指定の保険か、自分で条件を満たす保険を選ぶ必要があります。
        アメリカでは病院に行くのに予約が必要ですか?
        基本的に必要です。特に専門医やクリニックは事前予約が一般的です。緊急の場合は「ER(救急外来)」に直接行くこともできますが、費用が高額になる可能性があるため注意が必要です。
        保険がカバーする範囲にはどんなものがありますか?
        通常の医療保険には、診察料、処方薬、入院費、手術費、救急医療、場合によってはメンタルケアなどが含まれます。ただし、プランによって補償範囲や自己負担額が異なるため、内容の確認が大切です。
        アメリカで病気になった場合、どこに行けばいいですか?
        まずはプライマリードクター(かかりつけ医)を受診するのが一般的です。急を要する場合は「Urgent Care(急患対応クリニック)」、命に関わる緊急時は「ER(Emergency Room)」に行くことになります。